【6月17日】第4回子ども食堂を実施しました!【西大宮子ども食堂SAKAE】
こんにちは。埼玉栄中学高等学校、総合探究部顧問の小野孝寛です。
6月17日に実施した、子ども食堂の様子をお伝えしたいとおもいます。先月から続けての開催になりました。
開催に向けての話し合いの中で、過去1番の動員人数に挑戦したいということになり、これまで小学生を中心に募集していたところを、幼稚園・保育園児までを対象に広く募ってみようということにしました。
こちらのポスター・ビラを大量に印刷し、周辺の幼稚園・保育園を回ってみることにしました。
その結果、多くの施設で好意的な反応をいただき、在籍児童分を受け取っていただけました。ありがとうございました。
それから、数日待ち、申し込みフォームから次々と新規の方からの参加の意向が続々と入ってきました!!
これは、嬉しかったですね。
しかし、次の問題は何人までを受け入れるかです。これまで40人を目途に集めてきました。
50人?・・・いや、もっと行けるか・・・どうだろう。
と考えている間にどんどんと申し込みが!60人突破!
さすがにストップ!!というわけでビラ配布から数日で募集を締め切らせていただきました。
参加するつもりでいらっしゃった方がいましたらこの場でお詫び申し上げます。すいませんでした。
さぁ、集めた以上は皆に満足してもらいたい!準備に一層気合が入ります。
と、同時に当日の運営をより生徒主体のものへと変えていきたいのが顧問の本音でもあります。
なんやかんやで会場のレイアウトや細かなことをこちらで決めていたので、今回はほぼ丸投げ。笑
意識させたことは
(1)入場から退場までの動線を頭に描くこと。
(2)初めて来た人が会場に入ってどう動くか、どこに人がたまるかを考えて出し物の配置を考える。
(3)出し物がそれぞれどのくらいの時間で終わるのか、どのくらいのスペースがあれば十分か。
こんなところでしょうか。
そしてなにより、全員で徹底したのは「自分のことだけに夢中にならずに顔を上げて周りを見る」ことです。
目の前の親子の対応にいっぱいになって、その奥で待たせている人に気づけないというのが前回の反省としてありました。
そして、一言「少々お待ちください。」「あちらでお待ちください」といえるかどうか、これを今回の全員の課題としました。
最近改めて思うことですが、子ども食堂の活動を通じて本当に多くの学びのチャンスがあるなと思います。
楽しませる側に回る、満足度をどうやって上げるかを考える。そんな機会普通の学校生活にはありませんよね。
さて、前置きはこのぐらいにして詳しい様子を見ていきましょう。
今回のスタンプカードはこんな感じでした。梅雨時から初夏へのイメージでしょうか。
そして、今回は初参加の方が多いので、事前にフロアマップを用意しました。
入場からの動線を意識した結果、こういった細かなところまで気づくようになりました。
こちらは借りもの競争。上下に分かれたパーツを段ボールの山から正しく組み合わせられるか。
タブレットでルーレット。消防士、医者、キリンなどいろんな組み合わせで楽しく遊べました。
小さな子供にはぴったりな難易度だったと思います。ナイス!
こちらもナイスアイディア!と言いたくなるクレーンゲーム。糸につるした金属の棒で石に結ばれたリボンにひっかけて釣り上げる遊びです。
小さい子でも集中すれば釣り上げられるぐらいの難易度でした。釣れた子には景品で文房具をプレゼントしました。
今回の工作系出し物をまとめて紹介します。
七夕かざりは願い事を書いてホワイトボードに貼りました。子供らしいピュアな夢が書いてあってほっこりしました。
牛乳パックカエルはなんだか懐かしい気分になりますが、子跳ねるカエルがとても面白かったようです。
空き缶笛は小さい子ども音を出すことができてずっと吹いている子もいました。
ダルマ落とし。ではありますが子どもにとってはハンマーでたたいて壊すのが楽しいようです。
こういう直感的な遊びをどんどん考えていきたいですね。
残りの2つ、けんけんぱはシンプルですが、レーンに沿って飛ぶのは意外と難しそうでした。
そして、今回一番の好評企画だった、スウェーデンボール。決まったエリアにボールを投げるのですが、これがなかなか難しい。教室を広々と使った企画でした。
その後、食品のお渡しと記念撮影にて終了。
初めてお越しいただいた方からも楽しかったとの声が聞けて我々も大満足の内容でした。
反省点としては一部混雑ができてしまったので、改めてスペースやレイアウトの見直しをしようと思います。
部員たちの動きも見違えてよくなりました。自分から声掛けをする意識も高まったように思います。
今後一層多くの方に楽しんでもらえる子ども食堂を目指したいと思います。
全員お疲れさまでした!!
過去回の様子はこちらからどうぞ。