第1回さかえ防災教室を実施しました!
6月15日(土)の午後より、「さかえ防災教室」と銘打ったイベントを実施しました。
このイベントはこれまでの「西大宮子ども食堂SAKAE」の活動に社会課題を載せて行うという総合探究部内で以前から話っていたものを形にしたものです。
その1回目としてテーマを「防災」に決め、親子で遊びながら防災について考える機会を提供できる場を創ることを目標に準備を進めました。
当日は、15家庭、約50名が参加してくれました。
今回のスタンプカードです。6つの出し物を用意しました。
こちらはバケツリレー。
水をバケツに入れて火を消すゲームで、往復して水をすべて運ぶまでの時間を競います。
本人だけでなく、保護者の応援にも力が入っていました。
「緊急避難バッグ」では、実際に避難用具として必要なものをリュックにつめていきます。容量に限界がある中、何を優先的に荷物に詰めるべきか親子で話し合いながら中身を決めていきます。
栄防災教室では、災害に関するクイズに答えてゴールを目指します。
火事・地震・洪水など幅広く災害について知ってもらうことができました。
ステージごとにバッジをもらい、最後には「災害マスター」の認定証を渡しました。
消火器で火を消そう!では、的に向かってボールを飛ばしポイントを競います。
大人でも苦戦するぐらいの難易度で親子で遊んでもらえました。
障害物競走では、災害が起きた場合にどういった行動をするべきかを選択して進んでいきます。地震の時の机の下への避難や公衆電話の使い方を遊びながら学べる内容になっています。
ろ過実験では、泥水をろ過して飲める水にするための仕組みを実演しました。こうした知識がいざというときに役に立つのではと考えました。
こうして、約1時間遊びながら防災についての知識を確認し、何より親子で防災について話し合う場ができたと思います。
参加者のアンケートには、「防災について見つめなおすよい機会になった」、「子どもが思っている以上に災害の知識があり驚いた」、「防災グッズの見直しをしようと思った」といった感想がありました。
これまでの子ども食堂に社会課題を合わせて行うということで、不安もありましたが大きな手ごたえを得て自信となりました。今後も防災だけでなく様々な社会テーマを盛り込みながら、西大宮地域を活性化する活動に取り組んでいきます。
総合探究部ではいつでも部員を募集しています。活動に興味のあるかたは一度遊びに来てください。