能登町にて炊き出しボランティアを行いました。【埼玉栄高校総合探究部/西大宮子ども食堂SAKAE】

5月18日、さいたま市子ども食堂ネットワーク主催の「臨時子ども食堂 in 能登」のボランティアに顧問と生徒3名で参加しました。

早朝の新幹線で新高岡へ向かい、そこから車で能登町を目指しました。

途中、能登鹿島駅に立ち寄りました。海に面するとても雰囲気の良いところでした。

この辺りから、震災の被害とみられる道路の陥没や、住宅の損壊が目立つようになりました。

そして、能登町役場に隣接する施設にて、昼と夕方の2回の炊き出しと日用品・お菓子のパントリーや子供の遊び場を提供するボランティアを実施しました。

炊き出しは、ケンタッキーさん支援のチキンを使ったパエリアでした。

地元の子どもたちとも交流することができました。みんな元気いっぱいでした。

また、避難所を実際に見てまわり、ダンボールベットの感触を体験しました。
避難されている方ともお話しすることができました。辛い経験をされているにも関わらず、明るく前向きな考えにこちらが考えを改めさせられました。

その後、新高岡へと戻り最終の新幹線で大宮へ戻り解散となりました。
大変疲れましたが、とても貴重な経験となりました。

以下は参加した生徒の感想です。

「今回の炊き出しの活動を通じて、人の温かみを感じました。炊き出しのために多くの方が集まり、助け合うことで人は強くなるのだと知りました。倒壊した家屋には住んでいた人の生活した痕跡が見られ、胸が苦しくなりました。しかし、震災から5ヶ月が経ち、「被災地」という暗いイメージで能登のことを考えていましたが、今日出会った子どもたちは皆キラキラしていてみんなが前を向いて頑張っているのだと感じました。
また、普段自分達が実施している子ども食堂の経験が大きくいかされました。特に子供とのコミュニケーションには自信がつきました。子供食堂の活動は、食事の提供という物質的な支援に見えますが、人と人を繋ぐ心の支援でもあるなと強く感じました。
朝早くから活動し、とても疲れましたが、一生忘れられない1日になりました。」

総合探究部では、今後も継続して力になれるように自分達にできる活動を探していこうと思います。

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